介護・福祉を考えるシンポジウム
に130人が参加





 日本共産党知多南部町議会議員団主催で、武豊町民会館(ゆめたろうプラザ)でおこなわれたシンポジウムに130人が参加しました。参加者の中には、知多南部3町を中心に役場の職員や介護施設の関係の方、町議会議員の方などの姿も見られました。

 パネリストは、籾山芳輝さん(武豊町長)、中立次夫さん(福寿園知多事業部長)、せこゆき子さん(元衆議院議員)、赤星俊一さん(日本福祉大学もと教授)
 籾山町長は、武豊町の介護・福祉に関わる施策・実績と課題について報告。
 中立さんは、福祉法人として奮闘している実践と、介護施設で働く若い職員の奮闘と、働きがいのある職場をつくるための努力の内容、一方で国が介護報酬を二度にわたって大幅に引き下げてきたことからくる人材不足などの問題を率直に語りました。
 せこさんは、自らの夫の親の介護の経験から、「同居家族」を理由に介護の給付を一律拒否しないことを質した問題で,、国が重要な「事務連絡」を出したことから話をはじめ、介護・福祉サービスにおける深刻な人材不足を打開するための「日本共産党の緊急提言」の内容を説明しました。
 赤星さんは、かつて半田市職員であった時の経験から、在宅介護などでのホームヘルパーの福祉の心を持った活動に触れながら、介護が商品となって利益追求の民間参入ですすめられている現状について憂い、国の姿勢を変えなければいけないと強調しました。

◆せこゆき子元衆議院議員の報告にあった資料は、以下をクリックしてダウンロードしてください.

  ◎各パネリストの発言(全文) PDFファイル
  ◎
「深刻な人材不足を打開するための緊急提言」 PDFファイル
  ◎「同居家族理由に給付を一律拒否しない」(介護・医療問題駆けめぐりNo.8)  PDFファイル
  ◎「建前」と現場のくいちがいを埋める(介護・医療問題駆けめぐりNo.9)   PDFファイル

  「町長資料」  PDFファイル